大学ICT推進協議会2016年度年次大会:企画セッション

「EDUCAUSE CDS (Core Data Service) で測る大学ICT環境の動向」(FC2)

- The Trend of University ICT Environments by Surveying EDUCAUSE CDS -

企画部会:  ITベンチマーキング部会

オーガナイザー: 岡田義広(九州大学)

内容

参考文献[1]に、ベンチマーキングとは、“経営や業務・ビジネスプロセスの非効率な部分を改善するため、他分野における優良事例(ベストプラクティス)を探し出して分析し、それを指標(ベンチマーク)に自社の活動を測定・評価して、変革を進める経営改善手法のこと。”と記載されています。情報化社会にあっては、IT戦略は経営や業務プロセスに大きな影響を与えるもので、それらの効率化のためにITベンチマーキングは非常に重要です。大学においても、経営や業務プロセスの効率化のために、IT戦略は重要な位置を占めます。大学ICT推進協議会(AXIES)のITベンチマーキング部会は、各大学がICT戦略を進めるための重要な指標(ベンチマーキング)となるデータを提供することを目的としています。これまでの調査事業で提出されたデータを大学ICT推進協議会の加盟大学で共有できる仕組みの確立を目指しています。この取り組みの状況報告と、EDUCAUSE Core Data Serviceにデータ提供を行っている幾つかの大学のデータを分析し、それら大学ICT環境の動向について報告・議論させていただきます。

セッション内プログラム

1.既存調査事業の公開データの整理と結果報告(30分)

2.EDUCAUSE CDS(Core Data Service)の分析(30分)

大阪大学、京都大学、九州大学

3.ディスカッション(30分)


参考文献

[1] ITmediaエンタープライズ、情報システム用語辞典:ベンチマーキング(benchmarking)